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新作

7月の『耳なし芳一』製作へ取りかかる随分前の段階から
次のLafcadia introductionについて既に考えていて、
やるなら『むじな』にしよう、と、周囲へ話したりしていた。

『むじな』とは、八雲の再話文学。「のっぺらぼう」の話。
それをどこで、どう演るのがベターか、ずっと考察していて、
8月に下田へ行く頃には、すっかり頭の中で出来上がっていた。

次回公演は、やるとしたら今年12月か来年4月。
これから『むじな』に着手しても充分間に合う。....時間はある。
スタッフの都合と折り合いが上手くつけば、
4月までに2つの「新作朗読作品」を上演することもできるだろう。
しかし、『むじな』へ着手できずにいる。何故か?

それは、私に、新たな欲求が生じてきているからだ....、と、気づいてしまった。
従来のEt in terra paxの、言葉のない作品へ向けた、次第に大きくなる創作の欲求。...
どんな文芸家の、どんなに優れた文学作品を「朗読」し、全力で演出し、
常にできうる限り最高の演技をしながら極みへ向かって行ったとしても、
実は、どうしても到らない境地があるような気がしてならないのだ。

人間の、より深みへ、より肝心なところへ辿り着くためには、
従来のスタイルで臨まなければならないのではないか....。
それは整わない状況の中で、どのくらいできるものか。
どんな条件であればクオリティを維持できるのか。
むしろ朗読で二兎を獲るというわけにはいかないものか。
そんなことばかり考え、検証し続けている。
正直なところ、朝から晩までそればかり考えていて身動きできない。
吐き気がするほど、頭の中から出られない日々。

もし、自分の決めたタイムリミット(4月)までに出来上がらなかったとしても、
時間をかけて言葉のないパフォーマンスを作るべきか。
それとも、タイムリミットまでにより多くの作品を生むため「新作朗読」に着手すべきか。....

このままでは時間までに何一つやれずに終わってしまう。
あるいは、何一つせずに考え続けることもできる....。
どっちにしろ私の自由なのだけれど....。

早く結論を出さなくてはならないと思っている。
 
 
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10/14の段階で11月に朗読公演を行うことになった。ラッキーだ。
現在それへ向けての演目を検討中。
『むじな』は、暫くお預けとなる。

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Eitp

  • Author:Eitp
  • Et in terra pax is an theater-performance team formed by the performer Kohya Arimura(有村肯弥) in 1991.
    This is solo project of her.
    The project is combine the silent solo performance with the border transgressive space created by music, art, video, text and lighting, in order to show a manifestation of consciousness and sensitivity.
    And continue to produce a solo stage of her is reading+sounds+Scenic art of a new style in recent.

    "Et in terra pax, hominibus bonae voluntatis."
    〈And peace in the earth, for the good faith people.〉

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