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進行

今日は当たり前のことを書く。

「創る」という行為は、自分の中に譲れない何かがあるからできるもの。
そして‘特定の人’に気に入られようとして創っているわけではない、断じて。
例え相手がスタッフであっても、ね。

状況に応じて作品形態を変化させていくことは可能だし当然のことだけど、「自分好みの作品」を要求するスタッフには、Et in terra paxの今後を私は任せられない。

映画製作を例に挙げる。
例えば、実際作り手である監督が厳選して「この脚本でやりたい」と言ってきたものに対し、プロデューサーでもクライアントでもない内部クルーが、「それはピンとこないので却下、他のにしてくれ」とか「どうしてもその脚本で行きたいならオレを納得させてもらえないと動けない」といった類の発言をするのは、お門違いではなかろうか。
チームに在籍する人間であっても、依頼者や制作者でないのならば、個人的な趣向のみを理由に代替プランを要求するなどナンセンス極まりない。

おそらくモノ創りにおいては、どの世界でもそうだろう。
相手がどんなに秀れた協力者でも、そんな根本的な問題が生じるようでは、創り手にとって、ただの(マイナスな)ストレッサーだし、全体にとっても進行をむやみに遅延させる障害にしかならず、スポイルを招く。
そのような場合、議論で解決を試みても生まれるのは時間の無駄のみだ。...
残念ながら、そんな輩なら降りて頂くより他はない。

アートとは、作り手が創りたいものを創るからこそ力を放つものだと考える。

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Eitp

  • Author:Eitp
  • Et in terra pax is an theater-performance team formed by the performer Kohya Arimura(有村肯弥) in 1991.
    This is solo project of her.
    The project is combine the silent solo performance with the border transgressive space created by music, art, video, text and lighting, in order to show a manifestation of consciousness and sensitivity.
    And continue to produce a solo stage of her is reading+sounds+Scenic art of a new style in recent.

    "Et in terra pax, hominibus bonae voluntatis."
    〈And peace in the earth, for the good faith people.〉

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