fruits
- 2005/12/10 18:41
- Category: soliloquy

隣の老婦人、加藤さんから「デコポン」を2つ頂いた。
皮を剥くフルーツは久しぶり。
早速食べてみる。
房が大きくて、甘味と酸味のバランスもバッチリ、きわめてジューシー。
とっても美味しい。
加藤さんの足腰はいよいよ弱ってきており
部屋から出て隣をノックするだけでも重労働なので、
彼女がウチへ着くよりも早く、
お向かい二階建て一軒家の末娘、ヒトミちゃん3歳が家を飛び出し、ドア前で私を呼ぶ。
加藤さんはデコポンを下さったあと戻るのも大変で、
5分ほどかけて彼女の部屋の玄関へ到着する。
その間、ヒトミちゃんちの若い猫シマジロウがドアをすり抜け
加藤さんちに上がり込んでしまった。
続いてヒトミちゃんも駆け上がり、シマジロウを追っかけ捕まえて、出てくる。
それでも加藤さんは、やっと玄関に入ったところ。
加藤さん、デコポン食べました。本当にありがとうございます。
今、部屋中オレンジの香りです。